カテゴリー: 鉄道模型 / レビュー
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グリーンマックス 東急8500系8606f のレビュー(?)
作成日時: 2022/3/17 (木) AM 8:29
最終更新: 2022/3/17 (木) AM 10:24
最終更新: 2022/3/17 (木) AM 10:24
昨年の夏、唐突にグリーンマックスから発売された東急8500系非軽量車。
今まで軽量車しか製品化してこなかった会社が遂に新規金型で、非軽量車を発売したと大いに話題になった記憶があります。今回はそんな非軽量車の第2弾、東急最後の方向幕搭載&スカート無し、そしてサークルKとしてお馴染みの8606fが製品化されるということで予約。発売からしばらく経ちましたが、やっと引き取ってきましたので、レビューを書いてみようと思います。
パッケージ
パッケージはいつも通りのグリーンマックスのパッケージ。
最近のGMさんは価格重視(?)で4両基本セットになっていることが多いですね。
説明書
※既に中身の付属品やステッカーは一部貼り付け済みです。パッケージを開けると一番上にはグリーンマックスの説明書と修理依頼書。
行き先等のステッカーは基本セットにのみ付属しています。
(もうだいぶ使ってしまったので、今回はステッカーの紹介を省きます…)
車両
説明書を外すと車両のご登場。基本と増結で分けて直しとくのは面倒なので、基本と増結でごちゃ混ぜで直しています。そのため、車両も基本と増結ごちゃ混ぜでレビューしていきます。
今回は車番の横に基本セットなのか増結セットなのか、また 8500系の何次車に該当するのかというのも記載することにします。
デハ8506(基本) 6次車
中央林間方先頭車のデハ8506。 8500系の1次車になります。やはり特筆される点といえば、スカート無し且つ貫通扉に東部直通不可能を示すサークルKステッカーを貼られているあたりでしょうか。
ライト灯をつけるとこのような感じ、ステッカーを貼ってもかなり遮光しないといけないかもしれないです。
尾灯をつけるとこのような感じ。前照灯の時より種別幕と運番幕の明るさが暗いような…
なお、スカート無しの床下パーツを9000系等と共通のパーツを採用したようで、ジャンパ栓受けが小型のまま(実車は更新の際に大型化)。8月頃に発売予定のあのキットを予約済みなので、それが到着次第余剰パーツを使って正規化したいと思います。
(実写のデハ8506。結構ジャンパ栓受けが大きく目立っていることがわかります。)
ちなみに幕は仮で清澄白河行きを貼っていますが、ステッカー調達が終わり次第、回送幕に変更する予定です。
デハ8806(基本) 7-2次車
中央林間方から2両目のデハ8806。なんと言ってもこの車両の特徴は、後付け感半端ない貫通扉。 8500系には貫通扉が無さすぎて、風の吹き抜けを防止するために設置された経緯があります。模型でも実車同様、後から付けるようになっています。こうすることでノーマルなデハ8800の金型を使いまわせるので賢いなぁ…とw
ただ、この8606fにはこのデハ8806と同様の形態のデハ8800は組み込まれていません…
サハ8923(増結) 10-1次車
中央林間方から3両目のサハ8923。 8500系非軽量車の中でも後期に作られた車両(10-1次車〜12-2次車)のため、車側灯周りのコルゲートが途切れていないのが特徴です。また、中間車では多く見られるこの形態ですが先頭車となるとデハ8530とデハ8630のみというのも特徴です。
デハ8721(増結) 7-2次車
4両目のデハ8721。サハ8923と比べると、車側灯前後のコルゲートが切れていることがわかります。
デハ8827(増結) 10-1次車
5両目のデハ8827。こちらは3両目のサハ8923と同様の車側灯回りのコルゲートが途切れていないタイプとなっています。
デハ8777(基本) 16次車
中央林間方から6両目(渋谷方から5両目)のデハ8777。模型では動力がここに設置されています。このデハ8777〜サハ8947までの3両は非軽量車ではなく、軽量車になります。クーラーの形状や、屋根のRが非軽量車と異なります(サハ8947を除く)
デハ8885(増結) 16次車
渋谷方から4両目のデハ8885。デハ8777と同様の後期車です。
サハ8947(増結) 13次車
渋谷方から3両目のサハ8947。スカート無し方向幕搭載という特徴を持った、8606fのもう一つの特徴と言っても過言ではないこのサハ8947。 8500系軽量車の中でも8両しか存在しなかった13次車。そのうちの1両がこのサハ8947になります。後の軽量車(14次車以降)と比べると、張り上げ屋根が特徴です。模型では屋根にシルバーを塗装して再現されています。これはこれで悪くないですが、それならもうちょい銀が強くてもいいかなぁ…と。
さらに実車は東急最後の旧型IRアンテナ搭載車として有名でしたが、残念ながらそこまでは再現されませんでした。個人的には基本的に中間に入るので、別にいいかなぁと。
デハ8706(基本) 6次車
ここからは再び非軽量車になります。渋谷方から2両目のデハ8706。コルゲートが車側灯回りは切れているタイプの非軽量車になります。
ちなみに8606fの中間パンタ車は
デハ8721→車側灯の周りコルゲート切れていない
デハ8777→軽量車
デハ8706→車側灯の周りコルゲートが続いている。
と一発で見分けることが可能です(デハ8800も同様)
デハ8606(基本) 6次車
渋谷方先頭車のデハ8606。現在は恩田の東急テクノシステムで保存され、屋根が真っ白になっていることは有名ですね。
ライトを付けたらこのような感じ。ほとんどデハ8506と同様です。
行き先幕は準急清澄白河行きに。サークルKの半蔵門線方面行といえば準急清澄白河行きのイメージが強いので…
こちら側の行き先を変更する予定はありません。
まとめ
というわけで今回はグリーンマックスの東急電鉄 8500系8606fのレビューを書いてみました。待望の8606fの製品化ということでかなりの方がご購入されていたのでは無いでしょうか。
グリーンマックスということもあり、決して求めやすい価格ではありませんが、忠実に実車を再現されていますので、安価な鉄コレで頑張って集めるよりも(言うて、鉄コレもプレミア価格ついてますが…)いいと思いますので、気になる方は購入してみてはいかがでしょうか。
(余談)
中の人は最末期仕様が一番馴染み深いため、黄色テープは消さないでそのまま加工しようと思います。先述したように、8月には↓がクロスポイントからやって来ますので、遅くてもそれまでにジャンパ栓以外の加工が終われればと思います。
どの編成を作るかは大体決めていますが、それはまたの機会に。
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