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カテゴリー: 鉄道模型 / レビュー
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鉄道コレクション 南海10000系 hydeサザン 4両セットのレビュー(?)

作成日時: 2022/11/8 (火) PM 6:00
最終更新: 2022/11/8 (火) PM 8:29

はじめに

2019年12月から2022年5月までの2年半、走行してきた10004f、Hydeサザン。
そのフィナーレキャンペーン「ありがとうHydeサザン」の一環としてHydeサザンの鉄道コレクション(以下:鉄コレ)が発売されることになりました。既に10000系自体、大手のグリーンマックス(以下:GM)やマイクロエースから発売されていたこともあり、まさかの鉄コレブランドからの製品化に多くの人が驚いていた気がします。
さらに、事業者限定史上初(?)の

完全受注生産

ということでも注目を集めました。
(この後、2例目として阪急がミッフィー号の模型を受注生産にしています。)

さて、そんなHydeサザン、中の人も購入はしておりましたが、ドタバタして、なかなか開封する機会がありませんでしたが、やっと1段落ついたので今更ですが、レビューを書いてみたいと思います。

パッケージ



パッケージはこのような感じ。事業者限定品ではもう当たり前の蓋つきパッケージになっています。写真は発売予告の時の写真がそのまんま使われています。


裏面はこのような感じ。部品の取り付け方法が載っています。
ところで、幌が付属している鉄コレって珍しい気がします。まぁ、ついているとはいえ中の人はいろいろ製作所さんあたりの幌を使おうとは思っていますが…


側面もなかなかのこだわりっぷり。シックな感じで良い感じです。


蓋を開くと、車両とご対面。このタイミングが一番ワクワクします。

車両の左側には南海恒例の解説書きが。Hyde氏の紹介もする都合でいつものような、とても濃い内容…ほどではありませんが他社よりかは相変わらずマニアックです…w
写真は
通常塗装→箱作〜淡輪
Hyde塗装1枚目→七道〜住之江
Hyde塗装2枚目→和歌山大学前
といったところでしょうか

にしても、なんでこの写真にしたのでしょうか…w
編成は見た感じ10004fですが、何故か板上がってますし…

というか、この写真使ったポスターみたいなの昔、難波とかにありませんでしたっけ?
(なんか見覚えある気がするんですけど、気のせいでしょうか)

車両

1号車 クハ10904


さて、改めて1両ずつ見ていきましょう。
1号車、和歌山市・和歌山港方先頭車のクハ10904。
見た感じの印象把握はとても良い感じ。
方向幕は
サザン 和歌山市
が印刷済みになっています。唯一の欠点はライトつかないということ。
中の人的には2017年3月まで、南海は日中時間帯の前照灯はつけなかったので、ライトつかない鉄コレでも良いや。と思っていましたが、Hydeサザンは2019年2月からの運転、前照灯非点灯で走ったことはほとんどないはずです…


側面のラッピングを見るとこのような感じ。インクジェット印刷のようですが、その割にはきれいに印刷されています。


連結面側から見るとこのような感じ、クハということもあり非常にすっきりしています。


ところでこのHydeサザン、スカートがなかなか独特な止め方をしていると聞いていましたが、思った以上に独特でした。ガラスパーツにスカートが固定されているのって、他には伊豆急8000系くらいですかね…?
あと、あんまり触れられていないようですが、座席パーツについて…


分かりにくくて恐縮ですが、反対側にも同じ運転台の様なモールドが…
察しのいい方はお分かりだと思いますが、クハ10904の座席パーツ、何故か両運転台になってます。
まさか…と思い念のためモハ10004も確認しましたが、これだったので多分これがステータスなんでしょうけど…

2号車 モハ10104


2号車のモハ10104。元々は10000系の映えあるトップナンバー、10001fのモハ10001でしたが、1992年に中間車改造を受けました。今でもモハ10100形のトップナンバーです。


中間改造を受けた部分を、今でも現役の先頭車と比べてみると、このような感じ。
非常にきれいに仕上がっており、ぱっと見は元先頭車とは、わかりません。こんなにきれいな改造ということは最近関東で流行りの運転台切り落として、新しい構体を接合したパターンだったんでしょうか…?

なお、Hyde氏がプリントされている部分にはフリースペースがあります。
サービスカウンターもありますが、営業していません…


クハ10904で不安になったので、念のため、座席パーツを確認しましたが、こちらはちゃんとしており、問題なさそうでした。(ますます謎になる、あの両運転台…)

3号車 サハ10804


3号車のサハ10804。こちらも2号車のモハ10104同様の中間車改造を受けています。
種車は10001fのクハ10901。言わずもがな、こちらもきれいに中間車になっています。
登場時のサザンはクハ10901形-モハ10001形の2両編成でトイレがありませんでしたが、中間改造&4両編成化の際に、サハ10801形に設置されています。

こちらも改造部分を比べてみます。本当にきれいに改造されています。鋼鉄製だから可能だったんでしょうね…(6009fや6300系6連はステンレスのせいでああいう感じなんでしょうし)

4号車 モハ10004


4号車、難波方の先頭車になるモハ10004。普段はこの先に7100系を併結した状態で走行しているのでなかなかお顔を見る機会はありません。

そんな、貴重なお顔がこちら。クハ10904とは違い、パンタが2基搭載されており、とてもカッコいいです。ただ、先述したように幌が標準装備されていないのが少し残念。
幌なし、前パンのお姿は2両編成から4両編成にする際に一時的に新造中間車4両を組み込んだ10007fのモハ10007を彷彿とさせます。
(そういえばこの前10008fが幌なしのまま試運転してましたね…出場時はついてましたが。)


お顔を真正面から見るとこのような感じ。本当に前パンがカッコいい…いざ臨時とかで走っても全然順光で撮影できるところがないのが残念です…朝の全席指定サザンが復活したら松ノ浜とかで撮れそうですけど、復活するわけがないので無理ですね。

顔だけ改めて…いやぁ本当にカッコいいですね。ライトつかないという意味では旧塗装2連とか製品化したらちょうど良さそうですけど、どうなんでしょうか。

付属品


付属品はとてもシンプルで、まずは動力化用台車枠。fS0396と刻まれていますので、東武用の台車枠になります。中の人は動力化予定ないので、これは鉄コレの東武8000系に回そうと思います。

そして、アンテナと動力ユニットに使うスペンサーと幌がついています。
ステッカー類は全くありませんが、個人的に表貼りは…なので、印刷されているままで行きます。

編成写真


和歌山市・和歌山港方から編成をつなげてみました。

難波方からも同じように見てみるとこのような感じ。本当にカッコいいですね(n回目)


個人的には中間2両抜いて、この状態で加太線にでもツアーで来ないかなぁとか思いましたが、そう来るわけがなく。そもそも10005fが入線できたのも、廃車前提でしたもんね。

ところで同じHyde絡みの「めでたい電車 かしら」こと7195f、なかなかマイクロエースから発売されませんが、やはり版権とかがネックなのでしょうか…

まとめ


というわけで、鉄コレ 南海10000系Hydeサザン 4両セットのレビュー(?)を書いてみました。完全受注生産ということで、もう入手する方法はないのが残念ですが、鉄コレにしてはなかなかの出来でディスプレイモデルとしては十二分な出来だと思われました。
実際、今回の購入ツイートを見ている限り100%模型鉄というわけでなく、結構一般の方も購入されているという印象でした。ライトをどうするかを考えつつ、ちまちま整備していきたいと思います。


あと、受注生産システムもなかなかいいと思いますので、今後も広がってほしいなと思います特に阪急さんと能勢電さん。お願いですから受注生産で今までの鉄コレ、全部再販してください()

あっ、南海さんも6000系と9000系の再販を是非とも…



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この記事へのコメント

1.

両運転台の謎パーツ、もしかしたら座席の方向転換できるようにああなってるんかなあ

てか、ガラスパーツにスカート付いてるとかBトレかよw
投稿者:かぁくん 投稿日時:2022/11/9 (水) AM 10:12 <<返信

2.

はじめまして、ブログいつも楽しく拝見させていただいてます。
謎の両運転台は12000系も同様の仕様をしており、かぁくんがコメントでおっしゃている通り座席を方向転換した時に運転台が無くならないようにどちらにもあるものと考えられます。
窓が小さく「どうせ外から見えんやろ」というトミーテックさんの考えだと思います
投稿者:NK12102 投稿日時:2023/5/30 (火) PM 5:15 <<返信

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