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カテゴリー: 撮り日記 / 撮り日記2025
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のせでん 5100系を貸切してきた話

作成日時: 2025/9/22 (月) PM 6:00
最終更新: 2025/9/22 (月) PM 10:54

大変ご無沙汰しております。管理人です。
なんやかんやドタバタしておりまして、大変お久しぶりの更新です。

さて、今回はいつものスタイルではなく、先日、能勢電鉄様全面協力にて開催させていただいた、

「能勢電鉄5142編成車 撮影会&乗車会 -晩夏のプチ散歩-」

の報告レポートになります!

きっかけ


 貸切をしたきっかけというのが、昨年5月に実施させていただいた当時まだ現役だった1755編成車を使用した撮影会。

(昨年の撮影会の返却回送 @一の鳥居)

 その余韻もあり、1757編成車を使用して、バージョンアップして今年もやろうと思っていたのですが、諸々の事情があり断念。
 
 そこで考えたのが、個人的に大好きだった5100系2両編成車。
 今まではほとんど実施不可能だった5100系2両編成車による貸切。7200系2両編成車がデビューし、原則予備車となったこのタイミングなら行けるのでは…?と考え能勢電鉄様と交渉してみるとあっさりOKという許可を頂きましたので、5100系2両編成車史上初の個人主催貸切の開催に踏み切ることとなりました。

5142編成車のご紹介。

改めて今回の貸切のメインについてご紹介。

今回貸切った5142編成車は元阪急5108編成の5-6両目に挟まれていた車両。

 元々5108×4R+5142×4Rの4+4でしたが、5000系リニューアル工事及び10両編成組み換えにより5142×4Rの中間車を抜き取り5142×2R化。2両増結車だった5124×2Rを宝塚側につなぎ、5108×4R+5142×2R+5124×2Rの5108×8Rとなり、2015年まで宝塚線で活躍。

 2015年12月に編成丸ごと能勢電鉄に譲渡され
 ・5108×4R
 ・5142×2R
 ・5124×2Rの4連1本・2連2本として竣工し、2016年6月から営業運転を開始しました。
 この3本が5100系3次車となるわけですが、のせでん5100系の中でもなかなか異端児なのは有名なお話。
 特に5142×2Rと5124×2Rは併結して4両編成車として運転することの想定し、C#5141、C#5124には電気連結器付きの密着連結器が装備されており、他の5100系とは違う雰囲気を醸し出しています。
 今回の貸切で5142編成車を指定したわけは何を隠そうこの電連付きのC#5141。
 撮影会をするとなると必然的に日生中央ですることになるのですが、そうなると順光側にあたるのはC#5141。電連顔を順光で撮ろうとすると5142編成車しかいなかったんです。
 

撮影会に向けて送り込み回送




 さて、そろそろ本題のお話を。
 5100系2両編成車は代走やひらひら回送をしていないときは平野車庫の端っこで待機しているので、日生中央までは当日に臨時回送で送り込まれました。22年改正以降出庫が朝早くなり、この区間で撮影するのもなかなかハードルが上がりましたね…(知らぬ間に1本は停泊になりましたし)



後続列車で日生中央に追いかけていくと、留置線には怪しげなマルーン色が。
5100系2両編成車が日生中央入るのは恐らく5124編成車の試運転以来。ワンマンプレートが青くなってからは初めてでしょうか…?恐らくですが、復刻塗装時代から含めても日生中央の留置線に5100系の2両編成車が入るのは初でしょうか…?

撮影会開始

到着後は、駅の外で受付を実施後、留置線へ移動。
能勢電鉄の担当者様から諸注意を頂いた上で、撮影会開始です。
撮影会の内容をダイジェストでご紹介。

普通 山下↔妙見口/普通 山下↔日生中央


ザ・定番のシャトル運用。山日はもう昼間に見れなくなり久しいですね…

普通 山下↔日生中央/準急 日生中央


ここでC#5141のワンマンプレートを黒色の物に交換。
5100系だとやはりこの黒地の方が安心感を覚えます。
幕は日生コンビ。C#5147の標識灯が切れているのは室内灯を切ったままだったためです…

普通 妙見口/妙見急行 妙見口


日生並びがあれば次は妙見並び。余談ですが、妙見急行・日生急行っていう響きが個人的にとても好きです。

星特 日生中央/日生急行 日生中央



続いては日生エクスプレスと日生急行というのせでん線内だけでは全く違いのない種別並び。一時は宝塚線ダイヤ乱れ時などに運転されていた下りの日生急行。近年ではその日生急行も普通化されたため、もう復活することはないのでしょうか?

貸切 イベント電車/貸切 イベント電車


のせでん名物(?)のイベント電車幕。LED車は他にも出せますがそれは後程…
C#5147に少し懐かしのハロウィンヘッドマークを取り付けた後、いよいよお披露目です。



シークレットのお話だったので、このような状態でセット。
まぁまぁ貴重な(?)お姿なので、この状態でもかなり好評でした。



オリジナルヘッドマーク


ある程度シャッターの音が落ち着いたところで、紙をめくってお披露目。

 今回の貸切のために、運営にもずっと協力してくれている、イラストレーターの入葉テシア氏にお願いして、オリジナルヘッドマークをデザインしていただきました!!

 
 気づく人は気づくと思いますが、実はこのデザイン、色々なところに小ネタがあるのお分かりいただけますでしょうか?

 文字の配列などは親会社の有名映画の告知ヘッドマークをオマージュとしています。これは私が個人的にこのデザインが好きなのもありますが、今回貸切で走行する区間は日生中央から川西能勢口間、「片道約20分間」、映画も「片道の15分」ということでオマージュしてみました。
 ただ色合いに関しては、この5142編成車が2023年検査時まで纏っていた復刻塗装通常ティラミスをイメージした色にしてもらっています。
 
 懐かしのティラミスカラー時代。 @さよなら撮影会にて
 よくないですか、この色。個人的に電連顔+ティラミスの組み合わせが大好きでして…
 ちなみに、5142編成車のイラストの背景の山、これオマージュほどではないんですが、里山便を少しイメージしております。円板や電車の配置の関係で見えにくくなっていますが、しっかり四季をイメージした山になっております。
 
 私が貸切をするときは彼にデザインをお願いしていることが多いのですが、想像を上回る完成度でいつも仕上げてきてくれます。そんな彼のこだわりポイントなどは彼のnoteXをご覧いただけるともっと詳しく知ることができると思いますので、よろしければそちらもご覧ください。

予備車/無表示


さて、ここからはお遊びで出していただいた幕もご紹介。
予備車幕は5100系3次車特有の幕。他社でもこの幕は見たことないような…

試運転並び


みんな大好きな(?)、3文字種別。

妙見急行 山下↔日生中央


もうどこに行くねんと…こういう幕出せるのも撮影会ならでは。


他にも様々な表示がありましたが、全部出すとキリがないのでこれくらいで。
日生中央特有のそびえたつ壁による影落ち問題も、天気が曇天のおかげであまり気にせず撮影することができました。

返却回送

撮影会終了後は日生中央から川西能勢口に向けて貸切列車を運転。
能勢口5号線に5100系2両編成車が入線するのは試運転以来?大変貴重な機会になりました。到着後は回送となり平野まで回送されてきました。




平野到着後は、3回スイッチバックを繰り返し、定位置へと帰っていきました。

まとめ

 というわけで、のせでんで5100系の貸切を実施したというレポートでした。
 1700系ばかり注目されてばかりで、5100系になかなか注目が集まらないことが多いですが、数年たてば5100系も置き換え対象になりそうですし、今のうちにやっておくのが吉でしょうか…?
 貸切も累計5回目、能勢電鉄様では2回目ということで、このブログでは書ききれないほど様々な新しいチャレンジ要素もありましたが、何とか形になり一安心でした。
 ご参加いただいた皆様並びに当日ご尽力いただきました能勢電鉄の担当者様にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。 











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この記事のタグ:
能勢電

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